インダクター MAX の使用例 『リアガラス編』
今回はリアガラスの取り外し手順をご紹介します。
① 取り外しに邪魔になるワイパー等の部品を前もって外しておきます。
外さなくても作業は可能ですが、作業性は格段に上がります。
② リアデフォッガなどのコネクターを必ず外す。
コネクターを外し忘れるとガラスを取り外すことができません。
③ ガラス周辺にマスキングを施す。
ガラスとボディーの間にスクレッパーを挟めて取り外すため、その周辺に傷などが付いてしまう恐れがあるからです。
④ 糊の位置の墨出しをおこなう。
慣れないうちは差し金などを使って糊の位置を確認したほうが良いでしょう。
⑤ 取り外し作業に入ります。
フットスイッチを踏み続けることによってインダクターが稼動します。
始めにヘッドを当てる場所はガラスの右下から始めています。
ヘッドの経路はガラス右下→ガラス右上に向かって、右上で一時中止、また戻って右下からガラス下方→ガラス左下に向かい、そのまま上へあがってガラス左上→ガラス上方→ガラス右上にめがけてヘッドを動かしていきます。
注意すべき点は長時間同じ場所にヘッドを当てないこと!
当てすぎると下地の鉄板、所謂ボディーが黒焦げになってしまいます。
また熱によってデフォッガの熱線が切断してしまう可能性があります。
取り外しが終わりました。
所要時間は10分です。
カッターやワイヤーを入れるより作業は楽でボディーに傷を付ける心配はありません。
糊の付着具合
ボディー側
糊が一切付着しておりません。ボディーから糊を剥がす作業がなくて済みます。
ガラス側
糊は全てガラス側に付着しています。
他にも応用をすれば色々な使い方ができる 『インダクター MAX』 を随時紹介をしていきます。
ガラスの取り外し動画を公開中です!
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