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2014年3月13日(木曜日)

オペルアストラ (XK161) パワーウィンドウについて 

カテゴリー:  | 12時45分48秒

この車のパワーウィンドウレギュレーターは、前席はパンタグラフ式で、後席はワイヤー式である。

この車のワイヤー式レギュレーターの故障が多く、故障と言っても昇降をさせる為のワイヤーが切れてしまったり、モーターが焼き付くということではなく、レギュレーターとガラスを固定する樹脂パーツが経年劣化等によって破損してしまうのです。



※ 樹脂パーツを手で軽く触れただけで割れてしまいました。

上記で経年劣化とうたいましたが、他にも原因があります。



分かり辛いかもしれませんが、写真はパワーウィンドウレギュレーターを取り外しています。

ガラスはドアのサッシに収まってあり、レギュレーターで固定されているのではなく、サッシ内のウェザーストリップで固定されています。

つまり、サッシとガラスとの空間(遊び)があまりないと言えます。

この様にサッシとガラスの空間を狭くすることによって、走行時の風切り音を減らす効果があると言われますが、ガラスの昇降時に大きな摩擦が起きて、上記のガラスを固定している樹脂パーツに無理が掛かり、壊れて易くなってしまうのです。

欧州車の大半はこの様な仕組みになっていて、ガラスが突然下がってしまうという不具合が起きてしまいます。

逆に国産車はサッシとガラスの空間が欧州車よりも若干多く取っていて、ガラスとレギュレーターを固定する部品は金属製になっている為に壊れ難いのです。



ガラスとレギュレーターを固定する樹脂パーツを壊さない為の対策

樹脂パーツが壊れてしまう原因はガラスとサッシとの間の摩擦抵抗。

ガラスを一番下まで下げて、サッシ内のウェザーストリップのガラスが触れる部分にシリコングリスを塗布することで、摩擦抵抗を減らし、樹脂パーツを長持ちさせることが出来ます。

※ 決してゴム製やプラスチック製品に一般的な潤滑油を塗布してはいけません。ウェザーストリップの劣化を早めて、風切り音が鳴り出す可能性があります。

 

 藤村


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