メルセデスベンツ W124 ミッション不調
ミッションの調子が悪いということで入庫したW124です。その他にもエンジン不調等も発生しているとのことでした。
点検すると、ミッションは滑っているような走行状態。ATF漏れはそれほどではありませんが、エンジンオイルが漏れ出しています。ウォーターポンプにもガタ付きが発生していました。
ミッションの不調はATF不足。大量に漏れ出しているような感じが無いことから、以前作業した際にATF量の調整が出来ていなかったと思われます。規定量まで約3L補充すると問題なく走行出来るようになりましたが、コンタミフィルターが詰まってしまう状態でしたので補充のみで様子を見てもらっています。
オイル漏れはタペットパッキンとコの字パッキン
ウォーターポンプガタ付きのため交換
エンジン不調はバキュームパイプの折れとスロットルワイヤーの動きが悪くなっている状態によるものでした。
作業後にクーラントを入れ圧力テストを行っていると、ラジエーターサイドタンクからじわじわとクーラント漏れが・・ 様子見してもらっています。
納車前に走行テストなどを行いその他の問題は再発しなかったのですが、後日やはりエンジンの調子がまだ良くないとの連絡。ラジエーターからのクーラント滲みも含めて様子見してもらい今後解決に向けて作業をしていくことになるかと思います。