TECH+メンテナンスレポート

リアの車高が上がらなくなってしまったパナメーラです。フロントは正常な車高なので、エアサスポンプとリレーは問題なさそうです。

診断機で点検すると、左リアの車高レベルの数値が異常値を示しています。リフトアップしエアサス周りを確認すると、ハイトセンサーが折れていました。ボールジョイント部分が錆により膨張し固着したことにより折れてしまったようです。簡易的に修理すると車高は正常になりました。数日そのままの状態にしていたのですが、車高が下がってくることが無かったのでハイトセンサー交換のみで済みそうです。

アーノット製のハイトセンサーの取り寄せに2～3週間のお時間を頂きました。

車高をノーマライズし試運転。ハイトコントロールも問題有りませんね。ヘッドライト用の光軸レベルセンサーも似たような構造になっており固着によりシャフトが折れることがありますので注意してください。