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ゴルフ2 シンクロ トランスミッションセミオーバーホール

走行時に5速で走行すると、うなり音が発生しているゴルフ2。
 
速度に比例しその他のギアでは全く問題が無く、アクセルオンの時に
 
音が発生するので5速ギアからのギア鳴りだと思われます。
 
内部パーツを確認し、5速ギアと同時にクラッチも交換します。
 
トランスミッションを下して内部を確認すると、想像以上にオイルの汚れが
 
発生していました。 

 

ギアの当たり面に傷などはありませんが、各ギアの摩耗が進みギア同士の当たり面が

しっかりと出ておらず、唸るような異音が発生したのでしょう。



 

ギアオイルを散布しながら新品のギアを組み込み、ミッション側の作業は終了。
 
クラッチ交換に取り掛かります。
 
この型のマニュアルミッションのクラッチは独特の構造で、トランスミッションの
 
メインシャフトの真ん中が貫通しており、そこにクラッチカバーを押すための
 
プッシュロッドが入っています。

 

クラッチディスクはクラッチカバーの真ん中に円盤型のプレートが取り付けられ
 
このプレートをプッシュロッドで押すことにより、クラッチカバーのスプリングが

 

押されてクラッチが切れる仕組みになっています。
 

一般的なクラッチカバーと逆の構造をしているので、フライホイールとクラッチカバーの
 
位置関係が逆になりクランクシャフトとクラッチカバーが直接取り付けされて、
 
クラッチカバーにフライホイールが取り付けられます。 このような構造から
 
クラッチカバーが強度のある作りとなっています。 重くてゴツイ。

 


 

クラッチを組み終えて、一番の山場であるトランスミッションの搭載。
 
トランスファーをあらかじめ取り外していたので、ミッションジャッキを使用せずに
 
2人で持ち上げて搭載しました。 マウントブラケットにボルトを通すという単純作業に
 
多少手間取りましたが、無事に終了。
 
トランスミッションオイルを入れて試運転です。 異音は解消されました。快適。

 

走行後にオイルの汚れ具合を確認しましたが、内部汚れが酷かったため既に汚れた

色をしています。 フラッシングを兼ねて再度オイル交換を行い作業終了です。


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