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W124のATF交換

W124 E500を所有しているオーナーは、かなり車両の維持に気を使われている方が多いです。 
 
ミッションを修理したばかりということもあり、今回は早めにATF交換を行いたいとの依頼です。 

 

早速ATFを抜くとグレープジュース並みに綺麗な状態。 お酒が好きな方はワインのようにみえるかもしれません。
 


 

E500という車を十分理解しているからこそ、メンテナンスを意識している方はこのレベルなのですね。
 
ATフィルターも同時に交換。 外したオイルパンを綺麗に洗浄し取付。 ATFは8リットル程使用しました。

 

ATFはエンジンオイルと違い燃焼による影響を受けることがないため、交換サイクルが長くなります。

 

ATF交換を怠ってもエンジンのように異音が発生することもほとんど無く、取り扱い説明書にも交換に関する記載がない場合も多いためメンテナンスを意識しなくなりがちですが、交換しなくて良いわけではありません。

 

ATFで満たされているトルクコンバーター。 内部構造は扇風機の羽が向かい合っているような形状で、片側の羽はエンジンと接続され、対面の羽はATミッションと接続されています。

 

エンジンの動力で回転した羽がATFを攪拌し、発生したATFの流動でATミッションに接続されている羽を回転させ車を走行させます。

車を手で押したことがあるという方は少ないと思いますが、かなりの重さです。
 
少しでも傾斜があると大きめの車はまず一人では重すぎて押せません。
 
手で押すだけでも一苦労な重さの車を、ATFの流動だけで走らせるのですから
 
トルクコンバーターとATFにかかる負担は相当なものです。
 
ATミッション内部は複雑な形状をしており、ATFは迷路のようなバルブボディーを通過し、走行に最適な油圧を発生させます。
 
加えて多版クラッチ、ブレーキバンド、遊星ギアなどの潤滑も行います。
 
過酷な状況下でさらに泡立ちも押さえなければなりません。
 
これだけの仕事を担っているATFを交換しなくて良いわけがありません。
 
ATFは間違いなく劣化します。
 
ATF交換が出来ないほどATFやミッションが傷んでしまう前に、ATFの定期交換を行うようにして下さい。

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