ゴルフ4 GTIのクラッチ交換
ゴルフⅣのクラッチ交換です。
加速時に回転が上昇してしまうという症状が発生しているゴルフ4
車輛を移動する際に、クラッチを繋いだ瞬間滑っているのが分かりました。
ラフなクラッチ操作を行ってもスムーズにスタート出来る状態。
少し走行してみましたが、低速域でもエンジン回転が上昇してしまいます。
このような状態になってしまうと、症状は急速に悪化していきます。
ブレーキペダルを踏んだまま走行している状態のブレーキディスク・パッドと同じような負担がクラッチプレート・カバーに発生しているので、摩擦の影響からかなりの温度になり、クラッチ滑り特有の焦げ臭いにおいがしてきます。
トランスミッションを下しクラッチディスクを確認すると、炭化しています。
ミッションハウジング内も真っ黒で、レリーズベアリングも音が出ていました。
洗浄後に新しいクラッチパーツを組み込み、トランスミッションオイルも交換します。 結構汚れていますね。
ドレンボルトには液体パッキンのコルテコのEVO300を使用。
新品のクラッチということと、ミートポイントが大きく変わったので試運転中にエンストしてしまいましたが、1.8Lターボと車重の軽さを生かした軽快な走りを楽しめると思います。