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(レストアNo1) S124 カムシャフトの組付け (vol.7)

 

ヘッドの組付けも終わり、やっとカムを取り付けるところまできました。

 

その後クランクシャフトのオイルシールもオイル漏れの疑いがあるので交換しました。

 

1、カムシャフトを載せる面をパーツクリーナーとエアブローで綺麗にしました。

 

2、初期始動時のかじり防止のため、エンジンオイルを面とバルブの頭に塗りました。

 

3、カムシャフトを載せてスムーズに回るか確認をしました。


 

4、カムシャフトが載ると、さらにエンジンらしくなってきたかな。

 

5、バルブの頭にボールカップを載せてオイルを全体にかけときます。

 

6、カムシャフトキャップAssyを載せ、ボルトにオイルを塗布してから仮締めします。

 

7、キャップボルトの締め付けトルクは21Nmでヘッドガスケットと同様に内から外にしめます。

 

8、カムシャフトスプロケットをタイミングチェーンがずれないように組付けます。

 

9、カムを取付けた時、少しずれたためネジ穴が合わず、クランクを回して調整しました。


 

10、外したチェーンガイドのピンを打ち込む時ボルトを刺した状態で打ち込むと良いでしょう。

 

11、テンショナーの組付けはハウジングにプレッシャーピンを1ノッチ出してから挿入しスレッドリングを締めます。

 

12、その後、スプリングを入れキャッププラグを規定トルク50Nmで締めこみます。


 

13、クランクシャフトのオイルシールを交換です。クランクのボルトを2人で緩めプーラーで抜き取るのですが

 

14、ファンカップリングのプーリーが重なっているため、ブラケットごと一緒に外しました

 

15、プーリーを取るとオイルで汚れていたため洗浄しました。

 

16、洗浄後オイルシールを外します

 

17、今回使用した、シールはヘッドガスケットと同じメーカーのVICTOR REINZ製です。

 

18、オイルシールの厚みを変えプーリーとシールの当たり面をずらして、オイル漏れ防止を対策されているようです。


 

 

19、シールの内側にグリスを塗布してから組付けクランクプーリーを取り付けるのにカップリングと同時に2人がかりでつけました。

 

 

ものすごく中途半端ですが今回はここまでです。

また今回の作業の中で注意してほしいのが、チェーンテンショナーの組付けの時、かならず一度分解しプレッシャーピンを入れなおしてから組まないと、カムシャフトが折れるそうです。

また、今回使用したヘッドガスケット、オイルシールの社外パーツは価格が安いだけでなく純正パーツを研究し問題のありそうな所を対策されているので良いのではないでしょうか。

 


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