(レストアNo1) S124 ブロックの洗浄、穴埋 (vol.5)
冷却水系統にオイルが混入していたシリンダーブロックを水抜きプラグから排出と洗浄をしブロック上面の磨きをしたら、錆による虫食いがありました
1、冷却系統に混入したオイル。
2、オイルをブロックの水抜きプラグから抜いた後エンジンクリーナーガンで洗浄。
3、壁面にまだオイルが付着していたのでガソリンを使って綺麗にしました。
4、ガスケットのかすを取りオイルストーンで磨いたら錆による虫食いが出てきました。
5、虫食いの所をカップのワイヤーブラシで錆を取ると結構深かったです。
6、磨きが終わったシリンダーブロック表面です。ほぼ全部の冷却系統周りに虫食いがありました。
7、今回ブロックの穴埋に使用したパテです。
8、パテを塗った状態です気温が低いので本剤に硬化剤を同量のところ2割増しで混ぜました。
9、シリンダー内にパテを落としても大丈夫なようにウエスを詰め込みました。
10、あまりの寒さに完全硬化しなかったのでドライヤーで温めてやっと固まりました。
11、100番のペーパーで荒削りし320番のペーパーで削ってる所です。
12、削り終わった状態です。削粉が入らないようにシリンダーとピストンの隙間にマスキングをしています。
6番シリンダーの冷却水ラインとオイルラインが隣あわせの作りと、一番錆による虫食いが深かったためにヘッドガスケットに穴が開いたと思われます。
また、今回使用したパテは、オートメカニックでお馴染みのハリー山崎氏に教えてもらいました。
改めてクーラントの定期交換の必要性を実感しました。