(レストアNo1) S124 「エンジンヘッドガスケット点検」 (vol.2)
エンジンを分解しヘッドガスケットの点検をしていきます。
1、フロントエキパイを外すのにセンサーコネクターを外しています
2、エキゾーストマニホールドとエキパイを分離し外しています
3、クーラント(冷却水)をラジエータードレンから抜いてます
4、ラジエーターファンシュラウドを外した所です
5、ラジエーターを外したら中からオイルがたっぷり出てきました
6、エキゾーストマニホールドを外していきます
7、外れたエキマニです
8、デストリビューターキャップを外してローターを外してるところ
9、トルクスレンチを使いローターの土台を外します
10、オイルが漏れて垂れていました
11、インレットマニホールドのボルトを外し少しずらしました
12、タイミングチェーンカバーを外します
13、カバーを外すとパッキンが見えてきました。ここからよくオイル漏れするそうです
14、シリンダーヘッドに刺さっているチェーンガイドのピンを抜きます
15、専用工具ガイドピンプーラーで抜くところをボックスレンチと6ミリのボルトで抜けました
16、結構硬かったですがドキドキしながら抜きました
17、抜けたピンと使用した10ミリのボックスとボルトです
18、チェーンテンショナーのメクラ蓋を外しています
19、ネジ部が外れた瞬間スプリングが飛び出してきます
20、スプリングが取れるとテンショナーの張りが無くなりチェーンに遊びが出来ます
21、カムスプロケットのボルト3本を外します
22、カムスプロケットとタイミングチェーンにマーキングをつけます
23、クランク側がズレないようにタイミングチェーンをゴムひもで引っ張っておきます
24、ロッカーアーム用のオイル管を外します
25、各気筒のロッカーアムAssyを外しますがタペットを無くさないように注意してください
26、カムにもキズがなく良い状態です
27、カムシャフトを外します
28、ヘッドボルトを緩めるのですが硬いです、パイプを延長しました
29、ヘッドボルトが全て外れました、腰を痛めそうになりました
30、シリンダーヘッドを取り外した所です、ウォータージャケットが大変なことになってました
31、シリンダー側のヘッドの状態
32、外れたヘッドガスケットに無いはずの穴が
33、6番シリンダーのウォータージャケットの穴が拡大していました
結果は、やはりヘッドガスケットに問題があったようです。
クーラント(冷却水)を定期的に交換していればここまでならなかったかもしれませんね。
このあとは冷却水系統に入り込んだオイルを掃除していきます。