TECH+メンテナンスレポート

リアのブレーキパッドの残りがほとんどないXC70。

リアブレーキパッドとリアブレーキローターの交換を行いました。

ピストン側パッドの残りは1~2mm程度。　もうギリギリです。

ブレーキパッドが摩耗しているこの状態でもしっかりとブレーキは効くのですが、

パッド部分が炭化しやすくなったり、ブレーキペダルに振動が発生したり、

キャリパーのピストンが外に出てくることによりダストブーツが

損傷しやすくなったりと、色々とトラブルが発生する可能性が多いです。

この状態でも車検を通すことは出来ますが、車検のブレーキの検査は

低速で回転するローラーの上に車両を置いて、そのローラーをしっかりと

停止させることが出来れば検査は合格します。

ブレーキローター・パッドが高温状態になった場合や、高速走行状態から

急停止させるといったことまでは検査しません。

ブレーキパッドが摩耗したことにより発生するトラブルを未然に防ぐためにも

しっかりとした整備が必要です。

新しいブレーキパッドとブレーキローターは、いつ見てもよいですね。

その他に、フロントのブレーキパッドとフロントのスタビライザーリンク

エアコンフィルターを交換し、作業終了です。