TECH+メンテナンスレポート

クーラントが減るということで入庫したアウディA6。

アンダーカバーを外すと結構な量のオイル漏れも発生していました。　

リアブレーキホースにもひび割れが見つかったのでこちらも交換します。

クーラント漏れはラジエーターアッパーホース部より

オイルはバキュームポンプより漏れ出していました。

バキュームポンプはエンジン上部に取り付けられており

ポンプ下部のオルタネーターとラジエーターロアホースにオイルが飛散しているので

このまましておくとオルタネーターの故障に繋がります。

ラジエーターホースはアッパー、ロア共に交換し、オルタネーターは綺麗に洗浄しました。

クーラント漏れやオイル漏れなどは、ラジエーター本体の劣化やパッキンやシールの劣化などが多いのですが、排圧が高くなっていたりサーモスタットやヘッドガスケット不良が原因で漏れが発生することもあります。

修理せずに漏れた分を足しながら使用し続けると重大な不具合が発生することもありますので、そのままにせずに、早めに点検することをお勧めします。