シャランハイライン7Nの異音点検
走行中にフロントからコトコト異音がするというシャラン。 ストラットマウント辺りではないかとの連絡を受けています。 工場内へ移動する時に左フロントから異音がしているのは確認できました。
リフトで車両を上げて点検すると、左フロントタイヤにガタ付きがあるのがすぐにわかりました。 感覚としてはボールジョイントのガタ付きです。 しかしスタビリンク、ロアアーム、タイロッドエンド、ラックエンド、ハブベアリング、ストラットマウント全て問題有りません。 ロアアームブッシュは切れ始めていますが、ガタ付きが出るほど傷んではいません。
車高調整式のサスペンションに交換している状態で、ショックからはオイル漏れが発生しています。 よく見るとショックアブソーバーとロッドの動きが同期していない。
以前もE46で同じような症状がありましたが、車高調整式サスペンションはこの部分が弱いのでしょうか。 オイルシールの劣化でここまでのガタ付きは出ないと思いますので、ロッドガイドが摩耗しやすいのかもしれません。