メルセデスベンツ S124 4MATIC警告灯
エンジン始動時のみに4MATIC警告灯が点灯してしまうS124。 毎回ではなく、気まぐれで点灯するというやっかいな症状。 走行中に点灯することはありません。 警告灯が点灯しても、ダイアグコネクターで警告灯を消去するとその後は点灯しない。 OVPリレーは対策品に交換済み。
オルタネーターとバッテリー、ブレーキランプスイッチ、4MATICソレノイドバルブも点検済みです。 ヒューズ接点、車体各部のアース接点もすべて磨きました。 年式が古くなってきた個体は微妙なアース不良を発生させているケースが多いので、アース接点磨きは効果があります。 しかし、今回の警告灯には効果なし。 4MATICのECUも動作品のテスト用ECUに何度か交換していますが効果なし。
エンジン始動時にのみ発生するので、ハイドロの油圧の立ち上がりに問題があるのかとも考えましたが、そうではなさそうです。 OVPリレーは3度交換しています。
しかし他に原因が考えられず、再度OVPリレーを交換。
警告灯が点灯しなくなりました。 どうやら相性問題だったようです。 意外と電装関係にシビアなS124、なかなかの曲者です。