TECH+メンテナンスレポート

何度も入庫して頂いているカブリオオーナーからの車検依頼です。　タン色のソフトトップが良い感じですね。　エンジンオイル漏れとクーラント漏れが発生している状況なので、そちらを中心に整備していきます。

オーディオをカセットデッキに変更するというこだわりが凄い。　自宅の録音環境もカセットテープに対応させたそうです。　そういえば古いスカイラインで、センターコンソールにカセットテープの５連装チェンジャーを搭載させていたモデルもありましたね。　R31だったような・・　懐かしい。

エンジンオイル漏れはタペットパッキンから。　パッキンを交換します。

クーラント漏れはクーラントフランジとエンジンオイルクーラー付近のラジエーターホースから漏れていました。　ラジエーターのアッパーホースも大分膨らんできていたので、同時に交換します。

オイルクーラーのパイプも漏れが再発しないようにしっかりと磨きます。

フロントブレーキローター・パッド交換

フロントロアアームボールジョイントのガタ付きとブッシュ亀裂の為、当店オリジナルリビルトロアアームと交換します。　プレス機が無くブッシュ、ボールジョイント両方に問題がある場合は、ボールジョイント付き左右セットのリビルトロアアームはお勧めです。

ミッション側のロアアームはオイルパンが邪魔でボルトが抜けてこないので、サスペンションクロスメンバーボルトを外してロアアーム本体をメンバーごと下げる必要があります。

車齢が17年になりますが、整備していけばまだまだ乗れます。　これからソフトトップをオープンにして走行する機会が多くなるので、しっかりと整備を行い気持ちの良いドライブをしていただきたいですね。