メルセデスベンツ W140 車検整備
W140の車検整備です。 ボールジョイント関係にガタ付きがあり整備が必要となります。
フロントロアアームボールジョイント、アッパーアーム交換
リアロアアームボールジョイントブッシュ、タイロッドアーム交換
フロントドアのドアストッパー取り付けが折れてしまっており、ドアの開閉が困難になっているのでストッパーの交換。
フロントドアガラスのスライドレールが何故が変形し、ガラスが半分程度までしか下がらない状態でしたので、スライドレールの歪みをある程度修理しました。
エンジンオイル漏れはエンジンフロントカバーのパッキンからのオイル漏れ。 現在はシール剤が外側から散布されており、とりあえずの応急処置がされています。
パッキン交換をしようと作業を進めていると、ディストリビューターローターの取り付けボルトがなめています。 誰かが交換しようとした際にボルトをなめてしまい、デスビローターを取り外すことが出来ずパッキン交換が出来ない為、外側からシール剤を散布したのだと推測。 なめたボルトはHEXタイプなのですがトルクスのソケットを何とかねじ込んで緩めました。
オイル漏の原因である個所のパッキン類交換
すでに車齢23歳のW140。 経年劣化はありますが、整備すればまだまだ現役で使用可能なので大切に乗り続けて頂きたいと思います。