BMW E46 クーラント警告灯
クーラント警告灯が点灯したのでクーラントを足しながら走行していたが、地面に貯まるほど漏れ始めたので修理してほしいとの依頼です。
水廻りに内圧を0.8程かけるとすぐにクーラントが漏れてきました。 サーモスタット付近からポタポタと漏れています。 この付近はクーラントホースが複数あるので、何処から漏れているか探る必要があります。
エンジンとサーモハウジングケースを繋ぐクーラントホースのフランジ部分から漏れていますね。 ここから漏れたクーラントがサーモハウジングケースを伝って下まで垂れています。
ホースを外してみると、何か足りない。
エンジンに刺さり込む部分が折れて、エンジン側に残っている状態でした。
新しいクーラントホースと比べると、折れているのがよくわかります。
新しいホースを取り付け、クーラント漏れとオーバーヒートしていないか点検し作業終了です。
クーラントホースの劣化が始まると、一部のホースを交換しても他のホースからクーラント漏れが発生し始めるケースが多いです。 今回は漏れのあったホースのみを交換しましたがオーナーと相談し、今後の予防整備として水廻りの整備を提案させて頂き納車致しました。