ジャガーXK8 ウォーターポンプ交換
走行中に突然クーラントが噴射してハンドルが重くなってしまったXK8です。 ユーノスロードスターを二回りほど大きくしたボディーにV8 4000ccエンジンが圧巻です。
点検するとウォーターポンプからクーラントが大量に漏れてきている状態でした。 ファンベルトを取り外しウォーターポンプを点検すると、ガタガタです。
パワーステアリングはある程度ステアリングを切り込むと、ハンドルがガクガクする状態。 パワーステアリング本体には問題が無くフルードも規定量入っているので、ウォーターポンプのガタ付きによりファンベルトに振動が発生、パワーステアリングポンプの回転を一定に保てなくなりそのような状態になってしまっているのだと推測します。
取り外したウォーターポンプ。 シャフトのベアリングが突然ガタついてしまったのでしょう。 かなり酷い状態でした。
ポンプを交換すると予想していた通りハンドルがガクガクしてしまうこともなくなり、正常に戻りました。 コンバーチブルの油圧オイルの交換も依頼されていたので同時に交換。 ドレンボルトが無いので上抜きです。 開閉操作を行ってから再度交換。 作業性は非常に良いです。