TECH+メンテナンスレポート

ヴァナゴンT3 シンクロの車検整備です。　RR方式のAWD！　縦置きエンジンとミッションがリアに後ろ向きに搭載されています。　　こちらではほぼ見かけることはありません。

エキパイとマフラーはエンジン下部を避けるようにエンジンの回りを取り囲むような配置です。　　エキマニが存在しないので、シリンダーヘッドの側面からエキパイが接続されます。

整備内容としては、ボールジョイント、ドライブシャフトブーツ、リアショックアブソーバー、タペットパッキン、キャリパーオーバーホール、リアハブベアリングetc・・・

リアハブベアリングも独特で、一般的なボールベアリングとローラーベアリングを組み合わせて圧入する仕組み。　　片側でベアリング２個とオイルシール２個、ワリピン、スナップリングを交換することになります。

その他にもOリングや電装系など細かな修理が必要でしたが、無事に車検終了。　角目なヴァナゴンの車検でした。