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メルセデスベンツ W124 ヒーターの風量調整が効かない

オートエアコン仕様のW124。 風量調整ボタンを押しても、風量に変化が起きない状況です。 温度設定ダイヤルを調整しても風量が一定で何も変わらない。

 

 

ヒーターレジスター、ヒーターモーター、風量調整スイッチのどれかに問題が発生していると思われます。 ヒーターモーターとレジスターにアクセスするにはワイパー廻りを全て取り外す必要があるので、まずはスイッチから点検。

 

 

 

スイッチは問題有りませんでした。 次にヒーターレジスターの点検。 エンジンを始動し通電がされているか点検。 常時電源と温度調整による電圧の変化がしっかりと発生しているのを確認。 しかしレジスターがその電圧に反応していません。 ある一定電圧のみモーターへ通電している状況でした。

 

 

念のためヒーターモーターも点検しましたが問題ありません。 原因はヒーターレジスターでした。 一般的にヒーターレジスターが故障すると、ヒーターモーターが全く回らないか全開で回るかのどちらかの症状になることが多いのですが、今回は一定の電圧のみレジスター回路が通電し、ファンが一定の速度しか回転しないという状態でした。 

 

 

ヒーターレジスターを交換します。 寒いのでヒートガンでヒーターモーターケースを温めながらの作業となりました。

 

 

交換後に風量テスト。 強弱オート、しっかりと調整できるようになりました。 

ヒーターレジスターは、抵抗によって車体側から入力されてきた12V電圧を減圧させて、モーターの回転を制御します。 抵抗により熱が発生するので、必ず本体を冷却させるための何らかの方法が採用されています。 大抵はヒートシンクが取り付けられており、ヒーターモーターの風で冷却されるようになっています。  風量を弱くするとヒーターレジスターに発生する抵抗が一番大きくなり熱量が多くなります。 風量が弱いのでヒーターレジスターを冷やす能力も下がってしまい負担が掛かります。 ヒーターを全開にするとヒーターレジスターには負担が発生しないのですが、ヒーターモーター本体には負担が掛かるというジレンマ・・  といったようなことを考えてしまう私は気にしすぎですね。 

 

 


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