アルファロメオ156 ファーストアイドル不調
朝一のエンジン始動時に調子が悪く、ストールしそうになるとのことで入庫しました。
点検中は気温が非常に高い日が続いており、朝一の始動でもそれほど不調は感じられませんでしたが、ファーストアイドルに移行しない状態は確認出来ました。
原因は色々と考えられるのですが、まずはスロットルボディーの洗浄を行ってみます。
この程度の状態はよくあるのですが、156はアイドルコントロールをスロットルで行っているので微妙な隙間が大切です。
156
洗浄後はファーストアイドルに移行するようになり、その後徐々にエンジン回転が下がるようになりました。
洗浄前と後のエンジン始動直後の状態
洗浄後はスロットルボディーの学習リセットが必要です。 スロットルボディー内部の汚れにより、スロットルバタフライはファーストアイドルまで開いているのですが、エアーの流れる量が少なすぎてエンストしそうになっていたのだと思います。
追加でエンジンが一定回転の時に発生するビビリ音の原因である、エキマニブラケットの溶接修理も行いました。 製造中止となっているパーツです。 型は取ったので、今度折れたらプレートを自作してみようと考えています。