ジャガー XJS ファンベルト交換
急遽走行が困難になってしまい遠方からレッカーにて入庫した88年モデルのV12 5.3LのXJS。 不調になる直前にエンジンルームから異音が発生し、バッテリーランプが点灯してしまったようです。 点検するとオルタネーターベルトが切れていました。 冷却水漏れや燃料漏れも発生しており、まずはファンベルト全てを交換してから点検することにしました。
ファンベルトは現在主流のリブベルト(平ベルト)ではなくVベルトです。 補器類にそれぞれにベルトを使用するので全部で4本。 オートテンショナーは存在せず、全て手動での張り調整となります。
上がってしまったバッテリーは充電し、早速点検。 購入時にしっかりと整備して納車約束されていたらしいのですが、あまり整備されていない雰囲気・・・
まずはクーラント漏れと燃料漏れ、オルタネーター充電不良、リアブレーキ廻りとリアハブベアリングの交換を行い正常に走行テスト出来る状態にしなければなりません。 オーナーと相談し納期に時間が掛かってしまうことも了承してもらい、今後少しずつ整備していく方向で作業を進めいていく予定です。