アウディTT 8N ドライブシャフトブーツ交換
左フロントドライブシャフトブーツ交換の依頼です。 インナー・アウター両方交換です。
ドライブシャフトアウターブーツはゴム製から樹脂製へと変わってきており耐久性と強度の向上、軽量化されてきてます。
ブーツの劣化もジャバラ部分が裂けてグリースが漏れて飛び散るというよりも、ブーツバンド部分が切れたり締め付けが緩くなりグリースが少しずつ漏れてくるという症状になることが多いです。
ゴムから樹脂に変わったことにより、ブーツバンドもしっかりと締め付け処理とカシメもしくは引っ掛け処理を行う必要があります。 ゴム製のブーツは柔軟性があったのでバンドを締め付けするとバンドがゴムブーツに食い込んだのですが、樹脂製のブーツは固く食い込むことがほとんどないのでしっかりとした締め付けと固定を行わなければなりません。
完成しました。
樹脂製ドライブシャフトブーツはグリースの漏れ方も大量に漏れ出すのではなく、じわじわと微量に漏れだしていることが多いので、気が付いた時にはかなり漏れているということもあります。 オイル交換等で車輛を上げる機会がある時には、同時に目視で点検してもらうことをお勧めいたします。