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BMW F10 ヒーターがぬるい 温度が低い

運転席、助手席共にヒーターが弱く、特に助手席側はほとんどヒーターが効いていない状態の523i。 走行距離は6万km弱。

 

ヒーターバルブの故障か温度調整のフラップの故障だと想定していたのですが、ヒーターコアまでのホース3本は全て熱く、ヒーターバルブは正常に動作しているようです。 フラップの切り替えが微妙なのですが、診断機では正常に動作しているように見えます。

 

以前にフラップモーターの内部のギア破損で、アクティブテストでは動作しているように見えたことがあったので、モーターかヒーターコア本体の詰まりしか考えられません。 まだ新しい車輛なのでヒーターコアが詰まるということが考えにくいのですが、他に原因が無いのです。 オーナーに色々と点検内容を伝え、ヒーターコアとフラップモーターを交換することになりました。 ヒーターコアを交換するには、ダッシュパネルの脱着が必要となります。

 

外気導入部分のスポンジが劣化しヒーターモーターに吸い込まれて、最大風量にすると振動が発生していたので、スポンジの交換とヒーターモーターの清掃も行いました。

 

ヒーター・エバポレーターケースAssyが外れました。 ヒーターコアとフラップモーターの交換です。

 

コア表面の目詰まりは一切ないですね。

 

取り外したヒーターコアに水を入れてみると助手席側のパイプからほとんど水が出てきません。 運転席側はチョロチョロ出てくる程度です。 完全に内部が詰まっていますね。 試しにクエン酸を溶かしたお湯にしばらく漬けておきましたが、詰まりは解消されませんでした。

 

作業後はヒーターが熱い! これぞヒーターです。 ヒーターモーターの振動も無くなりました。

 

ヒーターコアが目詰まりするというケースはあまり多くはありません。 年式が古く走行距離が伸びているならば納得出来ますが、今回のような場合にはヒーターコアの素材、構造に何らかの問題があるような気がしてなりません。 ヒーターコアは後日切断して内部を確認する予定です。


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