ゴルフ4 R32 エアコン吹き出し口よりスポンジ
エアコンの吹き出し口よりスポンジが出てきてしまい、ヒーターはまだ暖かいが吹き出し口の切り替えを行っても他の吹き出し口から風が出てきてしまう症状で入庫したR32。 希少なDSG仕様です。 R32は見た目の迫力がノーマルのゴルフ4とは大分違いますね。
ヒーターの温度を一応測定しておきます。
ダッシュパネル内部のエアコン・ヒーターの風の通り道に使用されているスポンジを取り替えるのに、ダッシュパネル脱着を行います。
外れました。 ここからが本番です。
スポンジの状態。 まだ剥離が続いている状態だったので、このままだとこれからどんどんスポンジが吹き出し口から出てきてしまったでしょうね。
フラップは一部貫通していました。
ヒーターコアとエバポレーターは漏れもなく綺麗な状態です。
古いスポンジを地道に剥がしてアルミテープを貼り、新しいスポンジを貼り付けます。 オーナーが耐久性のある特殊なスポンジをお持ち込みされたので、フラップ部分にはそれを使用しました。
全て組付けして点検。
ヒーター温度は61度。 良い感じです。 吹き出し口もしっかりと切り替わるようになりました。
スポンジ部分は年数が経過すると剥離してきてしまう可能性があるのですが、フラップの穴はアルミテープで塞いでいるのでエアコン・ヒーター温度が大幅に変わってしまうことは無いと思います。