トゥーラン エンジン警告灯とエンジン始動不良
エンジンの始動性が悪く、エンジン警告灯が点灯している状態のトゥーラン。 エンジンが始動しにくい状態は毎回ではなく、ある特定の条件の時に発生しているようです。
走行距離がまだ6万km程で、エンジン始動時のタイミングチェーンの異音もあまりせず、4番シリンダーに異様にミスファイアがあるのでまずはコイルを交換したのですが状態にあまり変化がありません。 カムシャフトセンサーにも問題が無いので、やはりタイミングチェーンが伸びていることが原因と断定。
チェーンカバーを開けると、チェーンが大分弛んでいました。
チェーンカバーの裏側を確認すると、前オーナーのエンジンオイル管理があまり良くなかったように見受けられます。
スプロケットの摩耗状態は問題有りませんでしたが、ガイドレールには若干段付きが発生していました。
タイミングチェーン、チェーンテンショナー、ガイドレール、クランクシールを交換し完了です。 エンジン始動時に点灯してしまうエンジンチェックランプと、チェックランプを消去してもカムシャフトセンサーの内部エラーが残ってしまっていたのですが、全て再発しなくなりました。 チェーンの伸びやすいエンジンではありますが、エンジンオイル管理状態が悪いとさらに寿命を縮めてしまうのでオイル管理もしっかりと行う必要がありますね。