ボルボV70 エンジンオイル警告灯
エンジンオイルを定期点検されているオーナーのボルボですが、エンジンオイル警告灯が点灯し異音がし始めたとの連絡で入庫してきました。 エンジンはタペット音がしています。 エンジンオイルはレベルゲージに付きません。 2L程補充しやっとレベルゲージにオイルが付き始めタペット音も消えたので、この状態で点検を開始します。
オイル漏れの個所はカムシャフトシールからが一番多く、かなりの量が漏れてきます。 その他にもオイル漏れしている個所があったのでそちらも同時に修理。 タイミングベルトにはオイルが飛散してしまい、再利用は危険なのでタイミングベルト等も同時に交換。
スプロケットを外すと、一番オイル漏れが酷い個所のインテークカムシャフトシールがすでに外れ掛かっていました。
クランクシール、タイミングベルト、ウォーターポンプ、ブローバイホースなどを交換
組付け後にカムシャフトセンサーエラーが発生し、硬化してカチカチになったハーネス修理が必要になってしまうトラブルがありましたが、無事に終了。 オーナーが異変に気が付いてすぐに車を使用するのをやめていなければ、エンジンが焼き付いていたかもしれませんね。