ゴルフ6 フロントショックアブソーバーなど交換作業
フロントショックアブソーバーからのオイル漏れとスタビライザーリンクのガタ付きがあり、交換作業に入庫したゴルフ6です。 ストラットマウントとベアリング、ひび割れの発生しているロアアームブッシュも交換してしまいます。
ショックアブソーバーは左右の減衰力がほぼ同じであるということが基本です。 多少の差は良いのですが、オイル漏れなどで減衰力が著しく低下している場合には挙動が不安定になるだけではなく、他パーツに発生する負担も大きくなるので、ショック以外のパーツの劣化も早くなりがちです。
ストラットマウント、ベアリング、ガタ付きがあるスタビライザーリンクと亀裂の入ったロアアームブッシュも同時に交換します。
融雪剤による塩害でロアアームブッシュ固定ボルトの固着によりボルトが折れることがあるので、このボルトは慎重に取り外す必要があります。
錆びたスプリングは一部塗装
サスペンションのパーツ交換でショックアブソーバーは交換前後の違いを体感しやすいパーツなのですが、その他パーツは異音やガタ付きが出ていない限り交換しても体感することが難しいパーツが多いです。予防として交換してもあまり違いを感じることが出来ませんが効果は確実に出ていますので、各ご家庭の大蔵大臣と慎重に検討・相談して作業方針を決定して頂ければと思います。