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メルセデスベンツ W124 4MAITC ミッションの変速点が高い

ミッション変速時のエンジン回転数が高くなってしまい、状況によっては変速しにくくなるという症状の300Eです。 試運転すると、確かに変速点が高い。エンジン回転が3000rpm付近で変速していく感じです。 アクセルをゆっくり踏み込む運転を行っても変速点が高めです。

 

ダイアグは問題無し。ガバナワイヤー調整、ATFの状態、キックダウンスイッチ等色々と点検と調整を行い、ガバナ本体かバルブボディ内部のスプリングに問題があるのではと想定。 同型のミッションを持ち合わせていたので、まずはガバナ交換から着手してみます。

 

遠心ガバナを取り外し交換。見た目は何が悪いのかわかりませんが、若干動きが重いように感じられます。

 

交換後に試運転を行うと、2000rpmほどで変速するようになりました。 アクセルの踏み込み量と速さ、各走行速度での変速点などテストを行いましたが、正常な変速タイミングに戻りました。 あまり故障することがないパーツなのですが、こんなこともあるのだと勉強になりました。

 


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2020-10-15

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2020-10-08

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