アウディA6アバント センターラジエーター交換
ラジエーターが2つ使用されているアウディA6。 メインラジエーターではなくサブラジエーターであるセンターラジエーターからのクーラント漏れ修理です。
地面に滴るほど漏れている状態ではありませんが、バンパーの隙間から覗くと漏れている状態が確認出来たため交換となりました。 水温が上昇し圧力が一定以上になるとジワジワと漏れ出している状態です。
バンパーを取り外して脱着。
サイドタンクとコア部分の境目辺りから漏れている状態でした。
作業後にエア抜き作業を行い漏れがないか点検。 一日お預かりさせて頂いたので、翌日にも再度点検しクーラント量を調整。 納車となります。
クーラントについては漏れている個所を修理し正常な内圧が発生するようになると、他の劣化し始めている個所から新たに漏れ始めるということがあります。 現在主流のクーラントホースの接続部分がホースバンドで締め付けするタイプではなく、ジョイントでロックするタイプなどは年数が経過すると内部のOリングが変形してくるので漏れが発生したり、脱着したことがきっかけで漏れやすくなることがあります。 脱着作業を伴う整備を行う場合には交換が必要になる可能性があるということを想定しておいた方が良いですね。