メニュー
HOME 輸入車パーツ販売整備/レストア ガラスコーティング メンテナンス辞典 社長の日常 マイレブログ 会社概要/経営理念 プライバシーポリシー アクセス お問い合せ  ● 採用情報 ●  ● 従業員規則・規定 ●


ログイン

ユーザー名:


パスワード:





パスワード紛失  |新規登録

パサート 3C V6 3.6 突然のエンジン不調

走行中に突然エンジンが不調になりレッカーにて入庫してきたR36です。 片肺状態で正常に走行出来る状況ではありません。

 

点検をすると1,6,3番シリンダーのミスファイア。 その後1,3,2番のミスファイア。 ミスファイアが異様に発生しランダムに変化する状況。 どうも様子がおかしいので圧縮を測定してみることに。

 

1番シリンダーの圧縮がありません。 スパークプラグは6本全て問題なし。 各気筒にエアーを入れてみると1番シリンダーのみエアが抜けてしまいます。 他のシリンダーはエア圧でクランクが回りそうになるほどの密閉状態。 ヘッドカバーを開けて内部を確認してみます。

 

走行中に突然不調になった状態でしたので、スパークプラグの先端が溶け落ちたのではと考えていたのですが違いました。 確認すると1番シリンダーの吸気側バルブスプリングが折れていました。 

 

バルブスプリング交換が必要です。 バルブ曲がりの可能性もあるため、バルブも同時に交換。

 

狭角6気筒エンジンなので、シリンダーヘッドは小さいですが重さはかなりあります。 脱着の際にエンジンクレーンを使いました。

 

ピストントップやバルブ、シリンダーヘッドポートにカーボン・スラッジが堆積。 除去してから組付けます。1番ピストンとバルブはそれほど干渉しておらず、ピストンは無事でした。

 

バルブステムシールも交換し、すり合わせも行いました。

 

ピストントップが口を開けた人の顔に見えます。

作業にはSSTが必要です。

 

エンジンオイル、クーラントを交換し最終チェック。 時間の関係上一旦納車しましたが、本調子ではなくフューエルプレッシャーセンサーを後日交換し完了となりました。 日頃からメンテナンスは行っているオーナーで、荒い運転もされないのでスプリングが折れた原因は不明です。


[PR]

[PR]

TECH+の北翔からお知らせ

ガラスコーティング承ります

詳しくはこちら >>

[PR]

TECH+メンテナンスレポートとは?

本コンテンツは、北海道江別市の輸入車専門認証整備工場テックプラスが公開する自動車整備レポートです。
輸入車を愛するお客様に「長く、安く、安全に、快適に」お車とお付き合い頂いて欲しいという当社の理念のもと、「メンテナンスレポート」としてどなたでもお読み頂ける内容をお届けしています。
本コンテンツの内容は全て当社にて整備や修理、点検を行ったものです。

愛車についてお困りのことはございませんか?
最近気になるお車のちょっとした症状や、走れなくなってしまったというご相談など、
なんでもお問合せください。
また、車検のご相談も承っております。

メンテナンスレポート一覧はこちら

輸入車専門 認証工場 テックプラス

会社名:株式会社 北翔

所在地:北海道江別市江別太305-15

札幌からは、道央自動車を江別東インターで出ると約5分です。

お問合せ:お問合せフォーム

copyright(c)2006-2021 株式会社北翔