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2008年6月28日(土曜日)

☆ 本当に自動車ユーザーのことを考えるなら・・・

カテゴリー:  | 14時45分14秒

私は自動車ユーザーの方に、車検でも何かの整備でも、故障や事故などの修理でも、1社にお任せしないで、数件にお願いして見積りを取って、それでどちらにするか判断するべきです・・・と良く説明します。

その理由は、過剰に部品交換をする見積りを作り、総額を高額にして、車の買い替えを進めることを狙ったり、ユーザーが分からないと思って、次の車検まで持たないかも・・・・などと言って沢山の部品を交換して利益を追求したり・・・・

本当にこの様なケースを時々見受けるため、2~3件で点検と見積りを受けてください! と説明するのです。

 酷い場合には パッと見で4~5万円以内で修理が可能なような故障を、「ここを直しても、次から次へ壊れていく前ぶれかも・・・」と、良く点検もしないで脅すようなことを言うケースも聞きました。

また、もっと気を付けて欲しいのが、診断技術、修理技術のレベルが低くて、何度修理に出しても直っていないとか、直ったはずがまた直ぐに同じところや次々故障するとか、修理に出しているのに手を掛けているようだがいつまでも直ってこない、などのケースです。

技術の低い場合、その様な業者のよく言う言葉は 「部品が弱いから・・」「部品が悪い・・・」とか「欠陥だから・・・」とか、「そろそろあちこち壊れだすころだから・・・」 などのような言葉です。

確かに、部品が粗悪で直ぐに故障するケースや、部品の原因で他の部分が故障するケースも無いわけではありません。

しかし、診断ミスや取付時のミスで直らないとか、更に異常が増えたとか、同じ故障を繰り返すとか、技術の無い業者に修理を頼むと、この様なケースが結構多いのも事実です。

そして、とても良くない事が業界の中にあります。

それは、修理業者の技術の問題で部品を交換しても直らなかったり、また故障したりしても、部品を売った側が次から次へと他の部品と交換し、原因を追究して対処してもらわないとか、技術不足が原因なのに保証をしているとかがあるのです。

という事は、部品を出荷している側は 問題の無い部品だったのに 他の部品と交換させられ、部品代金や工賃までみている場合があるのです。

それは、修理業者から「クレームとして受けてくれなきゃもう買わないぞ!」と言われ、已む無く? 言われるがままに対処しているのです。

この様なケースはとても多いことを同業他社の部品販売をしている担当者から聞きます。

私は思うのですが、ユーザーが腕の良い工場に行けば、この様なトラブルは無い訳です。

しかし、技術の悪いところで、横暴に対応を望む業者から受けた「損」はどこで吸収しているかと言うと、腕の良い業者から受けた利益、良いユーザーから受けた利益から捻出しています。

良いユーザー、腕の良い業者に特にサービスをするべきですが、逆を行っているのが 日本の自動車業界でよく見られるケースです。

長々と書きましたが、車のユーザーさんは「腕が良い(技術レベルが高い)」「良心的」「診断した時の説明と結果が同じ」「言い訳をしない」 そんな業者を選ぶように 是非是非 してください。

そうでなければ「損」をします。

車は常に進化しています。

それに合わせて、機械設備も技術者教育も向上していなければ 10年前に腕が良くても 今はどうでしょうか???

業界の問題点を暴露したようですが、この様な点が改善されなければ、業界全体が衰退する気がするからです。

そうならないために、自動車ユーザーの方の 「良い選択、正しい選択」が大切です。


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