♪ サンル川
昨日、サンル川についての講演が札幌のパタゴニア店であり、参加してきました。
サンル川に生息する山女や貝などの実態、サクラマスの遡上の状況、自然の様子、スクリーンを使い沢山の写真をサンル川の曲(ケーナ制作者、音楽家 河辺晃吉さん作曲)に合わせて紹介され、その自然と美しさにとても引き込まれました。
お話をされたのは「サンル川を守る会」代表の橋本さんです。
この美しく、自然豊かな川にダムを作るという話し、作るとどうなっていますのかという仮説、今でもダムが必要なのかという疑問、40年前の開発計画に対する開発局の動向のお粗末な部分、そのダム建設前の流域委員会のお粗末な様子、などなども紹介され、驚きや悲しさや情けなさを感じながら聞かせていただきました。
サンル川は渓流釣りをする釣り人にとってとても大切な川だということ、サンル川から放流されるサクラマスは猟師の方にとって貴重な収入源であり、日本人にとっても貴重な食原料であること、いろいろと影響を受ける方も多いようです。
私は何でもかんでも新しいものを無造作に作る、過去から現在までのこの社会を見直す必要があると考えています。
そして何十年も前の計画を見直すことができない行政こそ国経営を赤字化させ、破綻に近づけます。
古くても使えるもの、使えなくなっても手を加えれば使えるものを国をあげて利用し、壊れにくいものの製造、直せるものの製造、を促進させる、そんな日本になっって欲しいと私は願います。
安くても修理できないもの、安くて壊れやすいものを持たず、大切にできるものを買ったり、使ったりする自分でいたいですね。
話しがそれました。
サンル川、今年は春に必ずバイクで行って見ます。
そして下川町とサンル川の自然を満喫し、尊さを感じてこようと思います。
興味のあるかたは是非是非こちらのページを見てください。
サンル川を守る会 http://www.sanru-river.com/
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