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2017年2月22日(水曜日)

S124 ベンツ エンジンがかからない

バッテリーが上がったかもしれないとの連絡。 その他にも依頼されている整備が
 
ありましたので車輛を引取りに伺いました。 
 
事前に故障原因を想定して必要な工具等を積み込み出発。 交通量の多い場所ですので、
 
手短に現地にて点検。 メイン電源は入るがセルモーターが回らない。
 
カチッというマグネットスイッチの音もしない。 燃料ポンプの音は聞こえる。
 
キーオンにした時の雰囲気がバッテリー上がりの感じではないので
 
OVPリレー、マグネットスイッチ、IGスイッチ、インヒビタースイッチ、ハーネスの
 
接触不良などでしょうか。 予備バッテリーを接続してもやはり症状は変わらない。
 
シフトレバーをパーキングから若干ずらしてキーを捻る。 かからない。
 
シフトをニュートラルポジションにしてキーを捻る。 一発始動!! 
 
なるほど。
 
とにかくエンジンが始動出来てよかった。 会社に戻り早速不具合個所を交換。


 

パーキングポジションでもエンジンが始動出来るようになりました。
 
バッテリーを点検すると、CCA値かかなり低めなのでこちらも交換。
 
全て無事に正常に戻りました。 すでにお気づきの方も多いと思いますが、原因は
 
インヒビタースイッチ。 一般的にシフトレバーと連動して動き、シフトがどの
 
ポジションに入っているのかを検知している部品です。
 
(シフトポジションセンサー、ニュートラルスイッチ、パーキングスイッチなどと表現
されることもあります)
 
Pレンジ、Nレンジ以外でセルモーターが回らないのはこのスイッチがセルモーターへの
 
電源をカットさせるようにしているためです。
 
構造は非常に単純で端子同士が接点することによるON/OFF動作ですので、接触不良が
 
発生すると正常に動作しなくなります。 年式が古くなってきた個体は注意が必要です

ね。
 


2017年2月18日(土曜日)

ゴルフ2カントリー ウインドレギュレーター(リフター)交換

ゴルフ2カントリー! 走行しているのを一度だけ見たことがあるのですが目の前で

見たのは初めてです。 ゴルフ2のモノコックボディーにフレームを追加することに

より、車高が高くなっています。 
 

最近はめっきりと見かけなくなったグリルガードが新鮮です。

 
車高が上がった分ストラットが長いです。 日産のC34ローレル、R33スカイラインの
 
リアストラット並みに長い。


 

ボンネットを開けると状態が良い事に気が付きます。 錆やオイル、水漏れが少ない。
 
大切に所有されていることがすぐにわかります。
 
ルームミラーは何故か2つ付いています。 背面タイヤがあるので視界確保の為?
 
助手席用?



 

本題のレギュレーター交換です。 窓が最後まで締まらないという辛い状況。
 
弊社で販売しているモーター付きレギュレーターですが、車輛によってはコネクターの

形状が違う場合があるので、加工取り付けが必要になる場合があります。
 

極性にも注意が必要です。 仮接続して動作確認を必ず行ってから本加工してください。
 
今回はハンダ付けを行い伸縮チューブで保護し、さらにテープで養成。
 
特に微調整は必要ありませんでした。 

レギュレーター交換後に動作が重いなどの症状が出た場合には、ガラスの位置調整やドア

のモールとガラスが強く接触している場合がありますので注意してください。
 

動作は良好で、窓もしっかり締まるようになりました。 
 
冬期間は窓が凍ってしまうので、パワーウィンドスイッチを押しても窓が開かないという
 
ことが良く発生します。 この状態で無理に開けようとする行為を繰り返していると
 
レギュレーターにガタ付きが発生し、最終的に破損。 モーターにも負担が大きな負担が
 
掛かるので、スイッチを押しても窓が開かない場合には無理に開けないようにして

下さい。 ワイヤー式のレギュレーターを使用している車両はワイヤーが切れたり、

ローラー部分が破損しやすいので注意してください。


2017年2月13日(月曜日)

ゴルフ4 チェーンテンショナーガスケット交換

カテゴリー:  | 08時44分25秒

エンジンオイル漏れのため、タペットパッキンと共に
チェーンテンショナーガスケットの交換しました。

 

特にテンショナー側の漏れが多く、ミッションハウジングまで垂れている状態。
ガスケット交換には、当然タイミングチェーンが邪魔をします。

チェーンテンショナーガイドの動きを利用して、タイミングチェーンを
外さずに、ヘックスレンチを挟み込み、隙間を作り
この状態でガスケットと付属の半月シールを交換しました。

 

数ミリの隙間での作業は少しばかり大変です。
 
チェーンテンショナーガスケット交換後、タペットパッキンを取り付け
外したパーツを組み付け、作業終了です。

大浦


ボルボ V90 タイミングベルト、ウォーターポンプetc 交換

カテゴリー:  | 08時07分26秒
昨年新型ボルボV90が発表されましたが、こちらが元祖。


 

ボルボ最後の貴重なFR車輛です。 横型エンジンでFFべースが主流の現在では

見る事が少なくなった縦置きエンジンのFRボルボ。 走ることに関しては色々な面で

FRが最高だと思います。
 

同年式のV70とサイズはほとんど変わらないのですが、横幅が広く感じられます。
 
入庫時にてテスト走行を行うと、ギシギシ音。 スタビブッシュの硬化と摩耗で
 
発生している音ですね。 ブッシュに潤滑剤を散布すると音だけ一時的に改善しますが
 
交換必須です。 その他画像にあるパーツ全て交換します。


 

車輛を持ち上げると、エンジンアンダーカバーが付いておらずオイルエレメントが
 
剥き出しです。 オイルクーラーブロック付近からもオイル漏れが発生しています。
 
アンダーカバー取付とクーラーパッキン交換。 カバーを取り付けると見違えますね。
 
安心感も大きいです。 車輛前方から流れ込む空気がバンパー、グリルを通り
 
エンジンルームへ流れるのと、車輛下部を流れる空気の整流も良くなることでしょう。
 
オイル漏れによりクーラントホースにもオイルが付着し軟化が発生していたので、
 
こちらも交換。 このホースはオイル付着が原因でブヨブヨになり破れることが
 
あるようです。


 

タイミングベルトも交換します。 タイミングベルトを交換する際に同じ工程をたどる

パーツの交換も同時に行いました。
 

クランクシール、ウォーターポンプ、ファンベルトテンショナー、ファンベルト。
 
以前タイミングベルト交換を行った形跡があるのですが、プーリーボルトが
 
恐ろしく締まっており工具が破損・・・


 

次はロアアームブッシュ交換。 取り外してこの亀裂ですから、取り付けるともっと
 
亀裂が大きくなります。 センターが随分とずれてますが、元々オフセットされた
 
取付でハブ側にスペースが多めにセットされています。
 
ブッシュは圧入なので、油圧プレスに油圧ジャッキを使用するという固定方法で
 
交換しました。


 

後輪駆動なので冬季の運転は気を使いますが、走行距離も10万kmに到達していなく
 
非常に状態が良い個体なので、末永く乗っていただけることを祈っています。
 
 

2017年2月9日(木曜日)

ポロ 9N ロアアームブッシュ交換

ポロ9Nの定番であるロアアームブッシュ交換。
 
エンジンチェックランプ点灯で入庫したポロですが、お預かりして運転した瞬間に
 
ギュギュという音と、グニャグニャしたハンドリング。 かなり違和感があります。 

エンジンチェックランプは点検した結果、気温が低い状態でのセンサーの一時的な

過剰反応でしたので、エラーを消去し終了。
 

足回りのグニャグニャの原因は確認しなくてもわかりましたが、ロアアームブッシュの

切れ。 車輛を持ち上げて目視で確認するとかなり切れています。 

片側はほとんど切れてしまっていたので、かなりグラグラでした。


 

ロアアームを取り外し、自作したSSTでブッシュを脱着します。



 

マイレ製のHDブッシュと比較すると、作りが全く違います。 ゴム部分の密度が

多いのでハンドリングにしっかり感が出ます。
 

純正品も最終的にはこれに近い形に改良されたようです。 


 

ロアアーム前側のブッシュはプレスで脱着。前側のブッシュも伸びてしまってますね。



 

バックドアのショックアブソーバーは左右ともオイル漏れが発生し、バックドアを
 
開けても手で押させていなければ下がってきてしまう状態。 こちらもサクッと交換。


 

ロアアームを取り外しているので、トー調整を行い作業終了。


 

ブッシュがかなり切れてしまっていたので、交換後は乗り味が全然違いますね。
 
異音もなくなりステアリングの応答が抜群に向上、かなり乗りやすくなったと思います。

2017年2月6日(月曜日)

ゴルフ4 幌の張替(ソフトトップ)

ゴルフ4カブリオの幌を張替ました。
 
生地の合わせ目が縫い合わせではなく接着なので、経年劣化で剥がれてきてしまった
 
カブリオ。 幌持込で交換依頼です。



 

ガラスは再利用するので慎重に取り外しますが、水漏れ防止にブチルゴムが
 
使用されているので密着がすごい。 ガラスが外れたら古い幌を取り外し中身が
 
見えてきました。 ガラスの枠が宙に浮いているようです。



 

新しい幌を取り付けます。 生地の合わせ目はしっかりと縫い合わせてありますね。
 
幌を仮組し、一度クローズさせましたがすでにパンパンに張っています。



 

ここからガラス取り付け部分を加工するのですが、なにせパンパンに幌が貼っているので
 
なかなか難しい。 気温が低いため生地も固くなかなかうまくいきません。
 
タッカーを打ち終わった後は爽快です。この作業が一番達成感を感じられるかも

しれません。



 

生地を切り取りガラスにブチルゴムを張りトップに取り付け。 

幌の張り具合とラッチの微調整を行い作業終了。 幌がなじむまでに数日~数週間必要

らしいです。 


 

黒からタン色へ変更したため、雰囲気が大幅に違いますね。 新品でかなり綺麗です。
 
もう少し汚れてくるとだんだんと味が出てきてさらに良い感じになりそうですね。


 


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