本格的な冬がもうすぐやってきます。
みなさまはもうお車のタイヤ交換は済ませましたか？

今回はタイヤ交換…ではなく、タイヤチェンジャーを使用した
タイヤの組み換えをやってみたいと思います。

今回はこのタイヤを組みます。

タイヤチェンジャーのペダルについて
一番左：踏み込むとターンテーブルが時計回りに回転、上に上げると反時計回りに。
真ん中：ホイール固定用のツメが縮みます。もう一度踏むとツメが開きます。
一番右：踏み込むとビード落とし用のビードブレーカーが動きます。

手順① ムシねじを外し、タイヤの空気を抜きます。

手順② エアバルブの無い位置でビードを落とします。

手順③ ホイールをターンテーブルに乗せ、セットします。

手順④ 続いてアームをセットします。

手順⑤ タイヤレバーを用いてビードをガイドに乗せます。ビードが乗ったらターンテーブルを回転させビードを外します。内側のビードが外れたら同様に外側のビードも外します。

タイヤが外れました。（途中の撮影を失念したのはﾅｲｼｮです）

手順⑥ 新しく取り付けるタイヤのビードにクリームを塗ります。が、滑りが悪く失敗したので私は石鹸水に切り替えました。

霧吹きで全体に石鹸水を吹きかけた状態です。

手順⑦ 写真のように内側のビードから順にタイヤチェンジャーのガイドを用いてターンテーブルを回転させ、タイヤを組み付けします。

手順⑧ 組付けが完了したらタイヤに空気を入れます。最初はビードを乗せる為に4キロくらいまで空気を入れ、パーンという音と共にビードが乗ったことを確認した後に適正空気圧にセットします。

バルブにタイヤのマークを合わせて組むことをお忘れなく。（黄色の丸印）
マーク部分がタイヤで一番軽い部分となるので、ホイールの一番重いバルブ部と合わせて組付けます。
また、ホイールバランス調整も行うべきですね。

以上でタイヤの組み換えは完了です。

タイヤの種類によっては、内側、外側の指定や回転方向の指定がある
タイヤもありますので、ご注意ください。

タイヤチェンジャーがある環境だからこそ行えた作業ですが、
非常に達成感のある作業でした。

大西