そば打ち体験!
先日、江別市勤労者研修センターにて、江別手打ちそば愛好会の皆様の指導のもと、そば打ち体験をさせていただきました!
いきなり冬の顔を見せ始めた北海道、今回はそんな休日の朝に集合です。
はじめに手打ちそば愛好会会長の服部さんからご挨拶をいただきました。
続いて会場へ移動、本日指導してくださる愛好会の皆様をご紹介頂きました。
皆様本日はよろしくお願い致します。
三人ずつのグループに分かれて、いよいよ体験スタート!
最初にそば粉と小麦粉を混ぜたものをふるいにかけます。
そば粉はキレイなように見えて、細かい砂やそば殻が混じっているそうです。それらを取り除くとのこと。
続いて水を加えつつ、生地を混ぜていく作業。
両手の先を使って混ぜるだけです。簡単そうですか?
難しいんです。
第一加水、第二加水…と数回に分けての加水&混ぜ作業なのですが、愛好会の方々と我々がやるのとでは混ざり方が全然違います。満遍なく手を加えるのさえ難しい。
第四加水まで終わった所で、さっきまで粉状だった生地はすっかりほどよいダマの山に。
ダマを折ってみて裂けてこない状態が、ほどよいそうです。
次はそれらを一つに丸めて、ぐいぐい練ります。
練り作業の関門、菊練り。
キレイなマルにしなければなりません。
筆者はこんな綺麗にはできませんでした。
この後円錐状になるよう成形して、空気を抜いていきます。
円錐状にしたものを今度は鏡餅のように平たくして少しだけ寝かせておき・・・
手を使って均等な円になるよう少しずつ広げていったら・・・
いよいよ麺棒の出番です!
テレビなどで見たことのある光景を自分の身で体験します!
難しい。楽しい。
なぜあんなにスルスルと生地を伸ばしていけるのか?なかなかお手本で見せて頂いた通りにはいきません。
円を維持しつつというのがなにより難しかったです。
でも手を置いたところがどんどん伸びていくのは気持ちが良い。
伸ばし作業の後は、生地を四角形にしていく作業。
このまるい生地をどうやって四角にしていくのか?
まずは麺棒に巻きつけて、徐々に潰して楕円にしていくとのこと。
それを角度を変えて繰り返すと…
四角になりました。衝撃でした。
角出し(つのだし)という作業だそうです。
この状態で生地の厚みがまばらであれば、麺棒を使って均等に調整していきます。
ここまで大きく、薄い状態になると、生地の向きを変えるのは手ではなく麺棒に一度巻きつけて広げ直すことになります。
最後は生地を切っていよいよ麺の形にしていきます、仕上げの作業です。
まずは生地を麺棒を使って折りたたみ・・・
「刃の先端から落としていくように切り、少し角度をつけて板を押し、次に切る面を出して、また切る」
ちょっとそれ難しいです。
均等な幅で切っていくだけのはずですが、これがメチャクチャ難しい。
麺の断面を正方形にするには、生地が薄ければ薄いほど細かく切る必要があります。
愛好会の方は「早くて」「綺麗に」切ってました。やはり我々素人とは天と地ほどの差がありました。
個人的に一番むずかしいのはここだったんじゃないかと思っています。
自分で切った麺の粉を落とし、ここで完成。
各自お持ち帰りです。
ただし容器への麺の入れ方一つをとっても、愛好会の方々と差が出ました。
全部奥が深い体験でした。
麺打ち体験後は愛好会の方々が事前に打ってくれた蕎麦に舌鼓。
順番に運ばれ、みんなで頂きます。
山菜きのこかけそば、ざるそば両方をいただきました。
大変美味しかったです。
ちなみに筆者が持って帰った蕎麦は切り方なのかしまい方なのか、ところどころくっついていました。
多分同じ道具を使って作った麺なのですが、この時頂いた麺とは全然違いました。
なかなかできる経験ではなく、大変有意義な体験をさせていただきました。
江別そば打ち愛好会の皆様、本当にありがとうございました。
http://sobaebt.blog109.fc2.com/
https://ebtsobaclub.jimdo.com/