O2センサーについて
O2センサーとは、車に備わっている排気ガス内の酸素濃度を測るセンサーです。
排ガス内の酸素量を測ることで燃料の噴射量に対して酸素が多い(燃料が薄い)のかを判断し、燃料の噴射量を調整するためのセンサーとなっております。
O2センサーに不具合があると車の燃費が悪くなったり、マフラーにすすが多くなり排出ガスが臭くなります。
O2センサーが故障するとエンジン警告灯が点灯します。車の警告灯の色は赤色と黄色の2種類あって、赤色の警告灯はすみやかに車を停車し対処が必要という意味があり、黄色い警告灯はすみやかに点検が必要という意味があります。
エンジン警告灯は黄色い色で点灯するので、すぐに車を止める必要はありませんが、落ち着いて対処することが重要です。
O2センサーの劣化の原因として、センサー内部に水が浸入することによる断線や短絡が原因だったり、不純物付着によるセンサーの電圧異常などで劣化していきます。
O2センサーを交換すると燃費が改善され、アイドリングも安定し、快適な走行ができます。
O2センサーは故障してすぐに重大な症状や運転に支障が出るというわけではありませんが、O2センサーが故障していない場合でも、交換の年数や走行距離が過ぎていた場合は点検することが大切です。
今西
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