車のドアハンドル、グリップ型が増えた理由とは?
車のドアについているハンドル、(開けるところ)
ひと昔前は手を下からひっかけて引き上げる「フラップタイプ」が主流でした。
しかし、昨今のラインナップを見ると多くの乗用車がバーを握って引く
「グリップタイプ」を採用しています。
さて、このドアハンドルが変化した理由は次のうちどれでしょうか?
A.デザインがかっこいいから
B.スピードが出るから
C.雨の日でも開けやすいから
D.車高が大きいから
【答】 D.車高が大きいから
近年、ミニバンや軽自動車のトールサイズ化(背が高い車)が進み、
車高が大きくなる傾向にあります。同時にドアハンドルの位置が高くなるケースが増えたため、
ハンドルの上からでも下からでも開けやすいグリップタイプが用いられるようになりました。
グリップタイプのドアハンドルにこだわり、採用し続けてきたのがフォルクスワーゲンです。
その採用の理由に以下のようなことを上げています。
まず万が一の時でも、バーの部分にロープをかけて引っ張ることでドアをこじ開けることが出来る
という安全上の理由。
そして、もう一つが寒い冬に手袋をしたまま、簡単にドアを開けられるという理由です。
いかにも合理的で、また寒さが厳しいというイメージのドイツらしい理由ですね。
一方で空気抵抗の少ないフラップタイプは、現在でもスポーツカーなどに採用されています。
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