クーラント液の役割
クーラント液(別名LLC)の役割とは、エンジン冷却水です。
走行中とともにアイドリングしていてもエンジンは動いていて熱を持ちます。
その熱を冷ますのはクーラント液の役割となります。
クーラント液が劣化してくるとエンジンのオーバーヒート、最悪はエンジンブローの原因に繋がる事があります。
クーラント液の劣化の特徴は、クーラント液の変色が一般的になります。
メーカーによってはクーラント液は赤か緑が一般的ですが、劣化してくると茶色みたいに変色してきます。
クーラント液の色を確認するには、ボンネットを開け、ラジエーターキャップを開けるか、ラジエーターにはサブタンクが着いていますのでサブタンクの蓋を開けて確認をする。
一昔前は水がクーラント液の役割を担っていましたが、凍結したりとエンジン不調、故障の原因となっていました。
が、そのかわりにクーラント液が開発され、現在は全ての車に導入されるようになりました。
成分として
・不凍液 ・防腐剤
・某錆剤 ・消泡剤
が主に含まれています。
1の写真、ラジエーターキャップを外して確認。
(エンジンが冷えている時に確認しないとラジエーター液が噴き出す恐れがあります。)
2の写真、サブタンクの蓋を開けて確認する。
(水色の丸の中の物がサブタンクです。)
ということが一般的な確認方法になると思います。
従来のクーラント液の寿命は約2年となっており、ちょうど車検の間隔と同じみたいです。
車検ごとに交換するのが目安ですが、渋滞を頻繁に走る方やサーキットでスポーツ走行される方は、少し早めにクーラント液の量の確認、もしくは交換をして頂けるとオーバーヒートを予防出来ると思います。
小山
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