ボルボV70の整備
ボルボV70のエンジンマウントをオーナーの依頼で一式交換致しました。
横置きエンジンなのでミッションマウントも兼ねているのですが、全部で5個も
使用されています。
メインのマウントが3個で、補助的にさらに2個のマウントが取付されています。
エンジン下部のマウント(トルクロッド)は劣化しゴム部分が切れている
ボルボが多いです。
補助的なマウントなので切れていても気が付きにくい箇所ですね。エンジン上部のマウントは、初代V70から比べると改良されて切れにくくなっていますが
やはり劣化は避けれられません。
事前の点検で、ストラットマウントやロアアームボールジョイントにもガタが見つかった
ので
同時に交換。ストラットマウント系はベアリングにガタつきが発生し、異音や振動が出てしまうことが
多いですね。
あともう一つボルボV70によくあることは、リアマフラーを吊り下げるためのブラケットが
錆びて千切れてしまっていることがかなり多いです。
融雪剤の影響によるものと思われますが、それにしても千切れかかっていたり、千切れて
プラプラになっているケースの多いこと多いこと。
この部分を修理するには、溶接するかリアマフラー交換するしかありません。
溶接するとその部分からまたすぐに錆が発生してしまうので、出来れば溶接せずに何とか
したい。
たったこれだけの為に、マフラーを交換するのももったいない。何とかならんのかね?
ということで、溶接しなくてもマフラー交換しなくてもよいマフラーハンガー
を販売しております。 機会があれば是非お試しください。
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