メルセデスベンツ R107 M110 のウォータポンプ交換
R107のウォーターポンプを交換しました。
車齢は30年越えの1985年モデル。 なかなかお目にかかれない車輛です。
巨大なツインカムヘッドが時代を感じます。 同年代の国産の5M、6Mエンジンも
強烈な大きさのヘッドでしたよね。


早速分解。 Vベルト駆動のタイミングチェーン仕様。 ウォーターポンプも
かなり強そうで掘削機の刃のようです。 サーモスタットとオイル漏れが発生していた
クランクシールも同時に取替。 クランクプーリーボルトを取り外すのに、かなりの
テンションが必要でした。
クランクシールからは、かなり前からオイル漏れが発生していた形跡があり大分汚れて
います。
綺麗に
洗浄し、シール組みつけ。 冷却水も全て交換し、エア抜きを行い作業終了。
冷却水の交換はエンジンオイルと違い交換する頻度も少なく意外と忘れがちですが、
確実に劣化します。 冷却水が劣化すると、オーバーヒートやラジエーターの
目詰まりが発生しやすくなるだけではなく、泡立ちや錆の発生も増加します。
今回のような冷却水を抜く作業が必要になる場合には、是非とも全量交換することを
お勧め致します。
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