発炎筒について
発炎筒は正式名称を「自動車用緊急保安炎筒」といい、JIS (日本工業規格)により性能が厳しく決められています。
どの車にもまず、付いています。
車検に発炎筒の項目はあるのかと問われるならば、厳密に言うと『ありません』というのが答えになります。
ですが発炎筒などの非常信号灯の有無は確認します。道路運送車両法では、発炎筒は「非常信号用具」に該当するので、備えていないと車検には通りません。
発炎筒の使用方法は下の画像のようにマッチと同じで,発炎筒の外筒キャップを外し、外筒キャップに付属されている擦り板で発炎筒のマッチ部分を擦って点火させます。
しかし、非常信号用具を車に搭載していたとしても、下の画像のように使用期限が過ぎていたり整備不良の状態ですと、いざ使おうとしたときに使えない状況になる場合があり、車検に通らない事になるかしれませんので注意しましょう。
使用期限(4年)が過ぎた発炎筒はJIS規格の性能を満たしていないと判断され、車検が通らない。また、損傷、水没車に搭載されていた発炎筒も完全に水に浸かった状態と考えられており、車検に通らないことがひょっとしたらあるかもしれません。発炎筒はガソリンスタンドで交換できるところもありますし、ホームセンターやカー用品店などでも簡単に入手することができます。
最近は電池のLED型発炎筒もあります。
正式には「非常信号灯」と言います。
発炎筒とは違い、主に煙が出ない、燃えない、電池を使う、半永久的という利点があります。
どちらがいいとは一概には言えませんが、車検の際に発炎筒のチェックも行ってはどうでしょうか?
小山
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