サビたボルトを外すには・・・
塩害などで錆びてボルトの頭(レンチを入れるところ)が元の口径より小さくなり、レンチが入らなくなった場合、簡単に取り外せる方法をご紹介したいと思います。
適応範囲 ボルトの頭が19mmくらいまで
※大きい口径のボルトには有効な手段とは言い難いですのでご了承下さい。
錆びて頭が小さくなったボルトが見えます。元のサイズは10mmです。
先ずはハンマーでボルトの頭を叩き、現在の口径より大きくさせます。
叩いたことにより元の口径に近い頭になる他に、ねじ山に衝撃が加わりボルトが外しやすくなります。
※叩き過ぎに注意!口径が大き過ぎるとレンチが入らなくなる,または回し難くなります。
そこへ元の口径のレンチを入れます。
これはインパクトレンチ用のソケットを入れています。
入れるときも軽くソケットを叩きながら入れると良いでしょう。
あとは回すだけ!
メガネレンチでも回せますのでソケットが入らない場所でも安心です。(ボルトの頭を叩いて大きくできるかが問題ですが・・・)
錆が酷すぎて回せない場合、タガネで叩いて外すか、ボルトの頭をグラインダー等で落とすなど時間を掛ける前にまずはこの方法を試してみてはいかがでしょうか?
藤村英雄
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