冬場のエンジンオイル選びについて
エンジンオイルは温度によって粘度が変化します。
温度が低くなると流動性が悪くなり、オイルの粘度が固くなってエンジンの始動が悪くなる場合もあり、
この状態が続くとバッテリーへの負担が大きくなり、バッテリーあがりの原因になる場合もあります。
こうしたことから冬季の外気温も考慮したエンジンオイルを選ぶ必要もあります。
オイルの粘度は「10W-30」といったように表示されていますが、この数値の場合、「10W」の「W」の前の数字が低温時のオイルの性能を示すもので、数字が小さいほど寒さに強いエンジンオイルといえます。
例えば10Wは-20℃、5Wは-30℃でも粘性を保つことができます。
寒冷地にお住まい又は出掛ける場合は、10Wより数字の小さいものを選んでおけば、問題はないでしょう。
車載の取扱い説明書にあるオイル粘度でも問題はありませんが、冬季にエンジンの始動が悪いと感じた場合は、バッテリーチェックの他にエンジンオイル粘度にも気を使ってみてはいかがでしょうか?
※ 気温が暖かくなる春季には元のオイル粘度に必ず戻すようにしましょう。
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