エンジンメインハーネスは大丈夫?
90年代に製造されたベンツで特にM103やM119と呼ばれるエンジンを載せた車輌
W124(Eクラス)・W202・W201(Cクラス)・W140(Sクラス)など
でよく起こるトラブルの中に、エンジンメインハーネスの劣化による故障というものがあります。
このメインハーネスというものは、コンピューターと各センサー類・コントロールユニットを繋いでおりとても重要な役割を果たしています。
このメインハーネスは劣化が進んでくると電気を通しているワイヤーの皮膜がボロボロになり中のワイヤーがむき出し状態になり、電気のリーク(漏れ)やショートといったことが起きます。
このような状態が起きると、センサーからコンピュータに送られる各種情報が正確ではなくなりエンジンの調子が悪くなります。
エンジンがガクガクする・・・
エンジンがかかったりかからなかったり・・・など
勿論それだけでは無く、各種センサーやユニットにも負荷がかかり、最悪高額なセンサー類が壊れてしまうことも・・・
このハーネスの劣化の原因はエンジンから発せられる熱による影響が大きく、どうしても起きてしまうトラブルです。
ですので、何か最近おかしいな?と感じたりした時は先ず、このハーネスを確認してみて下さい。
一箇所でも中のワイヤーが見えかけている部分があれば、寿命と考えていいでしょう。
特に販売されてから一度もハーネス交換されていない車は要注意
車齢から考えても危険な時期に入っています。
こうしたトラブルを避ける為にも、日々の点検や半年に一度くらいのペースで信頼・技術ある整備工場でテスターによる診断を受けてはどうでしょうか。
コメント
RSS feed for comments on this post.
この投稿には、まだコメントが付いていません
コメントの投稿
ごめんなさい、現在コメントを付けることは出来ません