一般的な国産車のテールランプの球交換は、テールランプユニットを取り外さなければ交換できない作りになってきています。

とある車両の取扱説明書に記載されていた、尾灯の交換方法は以下のように書かれていました。

『尾灯の交換』

手持ちの工具を用いネジ2本を外してユニットを手前に引き、取り外してください。

・・・なんて不親切な説明でしょう。

テールランプの取り付けには２本のネジの他に、ユニット裏にはFIXと呼ばれるプラスチックでできたクリップもテールランプの固定に使われているのです。

ただ単にユニットを手前に引くといっても、手で取り外すには相当の力が必要になります。

無理にユニットを引いても取り外しは可能ですがユニットが壊れてしまったり、怪我をしてしまう可能性があります。

取り外しはマイナスドライバーやトリムリムーバーなどを使って、テコの原理を利用した取り外しが安全で確実に取り外せます。

※取り外す際はボディーに傷を付けないために、面倒でもボディーとテールランプユニットの間にマスキングを施すことをお勧めします。

また尾灯が切れた状態での走行は、道路交通法 第六十二条（整備不良車両の運転の禁止）
にあたりますので速やかに切れた球は交換をするようにしましょう。

テールランプの取り外しは案外簡単ですよ。

　藤村