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2012年4月8日(日曜日)

タイロッドエンドの劣化

カテゴリー:  | 09時44分24秒

車の基本性能 走る 曲がる 止まるのうち、曲がる為の構成部品の1つとしてタイロッドエンドというものがあります。

役割としてはフロントタイヤ(操舵輪)をハンドル操作に合わせて動かす為にあります。

赤丸で囲まれた部分がタイロッドエンドで緑の方はタイロッドというものです。

タイロッドエンドにはボールジョイントというものが使用されており、路面からの衝撃(上下方向)や振動を吸収し

安定した操作性を保つことが出来ます。

しかし、この部品にもゴム素材であるブーツが使用されていますので当然経年劣化します。

赤丸の部分がブーツ(ボール状のジョイント部分を泥や砂などの異物の侵入を防ぐカバー)というものですが

ここが劣化し破れてしまいます。

破れてしまうと中に封入されているグリスが飛び散ってしまいジョイントにガタが発生します。

破れていなくても、摩擦によりジョイントにガタが出ることもあります。

劣化が起きた時の現象としては、

「コトコト音が出る」

「ハンドルに振動が出る」

ひどくなるとまっすぐ走れないこともあります。

そう多くは無いですが、最悪のケースとしてボール部分が抜けて外れてしまい走行不能になってしまいます。

 

普通の方には想像しにくいと思いますが、外れてしまうとタイヤは開いて横を向いてしまい走れません。

かなり重要な役割を果たしている部品です。

 

点検方法としては色々あると思いますが、目視が一番だと思います。

ジャッキアップしてしっかり安全を確保してから、覗いてみてください。

 

「ポイントはブーツに亀裂や破れは無いか?」

以外にローター側の見えづらい部分が破れている場合がありますので指で触ってみたり、手鏡を使うと

確認しやすいです。

 

「ガタが発生していないか?」

タイヤを揺すりながらジョイント部分を見るとわかります。

部品の寿命については何年とは一概には言えません。

車高を下げていたり、標準以外のタイヤ・ホイールを使用していたり

また、縁石などの段差をよく通ったりして負荷が掛かる事が多いと寿命は縮まります。

車検時や、季節のタイヤ交換時期は必ず点検し普段から定期的に点検しておくと安心です。

 

石垣


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