ブレーキローターの錆びは放っておけない!?
ディスクローター表面の錆びは停車しているときによく発生しますが、その錆びは走行しているうちに消えます。
しかし写真のような状態になっている場合は注意が必要です。
ブレーキパッドとディスクローターの当たり面を見てみましょう。
ディスクローターの外周が錆びで盛り上がっています。
この錆びが原因でブレーキパッドの上下が削り取られ、ディスクローターに接触していませんでした。
ブレーキパッドとディスクローターの接触面を計測したところ、本来のブレーキ性能の約4割の損失がみられました。
ディスクローターの状態の確認は車検毎にされる方が大半だとは思われますが、万が一のときは大変危険なことです。
ディスクローターにできた凹凸が片面1mm以下であればローター研磨をして直すことも可能ですが、ここまで減ってしまったディスクローター(片面で1.5mmの減り)は、ローター研磨をしてもディスク面が薄くなってしまうので、後々クラックなどが生じてしまう可能性があるので交換が必要となります。
豆知識としてこちらもご覧ください。
藤村
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