ボルボ　Ｖ70　Ｉ型　はドアを開けた際、ルームランプが点灯しない場合があります。

その原因はドア内部にあるボディーとドアをロックさせる部品『ドアロックソレノイド』の下部にあるスイッチの不良が原因に挙げられます。

※　ドア内部にある『ドアロックソレノイド』

ドアロックソレノイトの下部に腐食している部品が見えます。

これはドアの開け閉めを感知するスイッチです。

このスイッチの端子部分が腐食をしていてドアの開け閉めを感知をしていなかった為にルームランプの点灯がうまく行かなかった様です。

端子部分にはロウが塗られていて防水対策が施されていますが、不足だった様です。

またこのスイッチは各ドアに設けられています。

そこでドアロックソレノイドを点検する為の取り外し方法をご紹介します。

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（1）　前もってドアトリムを外しておき、ドアを開くと見える黒いカバーを外します。

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（2）連なった上部2本のトルクスを緩ませます。

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（3）アウターキャッチを外します。

 

ここでドアロックソレノイドから出ている突起（プラスネジ部分）とアウターキャッチの穴とを分離させますが、写真を参照に無理なくアウターキャッチを引き抜いて下さい。

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（4）ドアロックソレノイドを固定している残りのトルクス2本を緩ませれば取り外しが出来ます。

端子部分が青く腐食していたら先ず端子部分の欠損が考えられます。

腐食の程度によりハンダを用いて欠損部分の修理が可能と思われます。

またスイッチ内部が腐食をしている場合は交換が必要となります。

　藤村