アイドリング不調になっていませんか
走行時のエンジン回転数はスロットルバルブの開閉で行いますが
アクセルから足を離したアイドリング時は、スロットルバルブは全閉となり
別ルートでエンジン内部に空気が供給されています。
その別ルートの途中にアイドリング回転数を制御していている
アイドルスピードコントロールバルブ(ISCV)がついています。
例えば冷間時にエンジンをスタートした時、回転数を高くし早く暖機状態する
エアコンのスイッチを入れた時やシフトレバーをPやNからDレンジに入れた時
など、エンジン回転を抑制する動作をした時に、アイドリングを一定に保つように
エンジンコンピューターからの信号によりISCVでコントロールされています。
このバルブに異常があると上記のようなアイドリングを保つことが出来ずに
エンジン回転数が低くくなったり、逆に十分エンジンは温まっているのに
アイドリングが高いなどの不安定な状態になります。
原因としては、バルブ内部(空気の通り道)にカーボンやスラッジ(汚れ)が溜まり
バルブの動きが悪くなっているか、電気的なトラブルによることがあります。
汚れの場合は清掃することで回復することもありますが
ISCV本体の電気的な故障には交換が必要です。
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